ブドウ栽培のみで協同組合に売っていたが

ジョアキム・ロックは1986年8月18日バニュルスの隣のコリウール生まれ。 海の近くなので父は漁師、母の実家が畑を持っていましたが、ワイン造りはしないでブドウ栽培後協同組合に売っていました。その8.5haの畑は250mの標高に位置し、太陽が燦燦と注いでも、充分な酸味を残してくれます。そこにはグルナッシュノワール、カリニャン、グルナッシュグリ、グルナッシュブラン、ムールヴェードルが植えられています。

9 Cavesのプロジェクトに参加

あるとき南仏のロマネコンティとも言われるワインを造るブルノ・デュシェンと出会い、自分でもワインが造れるかも？と思い立ちます。ブルノ主導で建てられた共同醸造所『Les 9 Caves』の話を聞き、最初は大きな規模でなく、0.6haのブドウだけビオに転向、少しづつなら出来るはずだ！と試す事にしたのです。畑をビオに変えながら、2013年にブルノの見習いとして、しっかりと醸造を学びました。そして2014年に独立しました。

このワインの特徴は

グルナッシュブランを主体 とした2品種をアッサンブラージュ後プレス、寒い部屋での24時間 デブルバージュを経て228Lの木樽で7 ヶ月発酵・熟成し、SO2無添 加で瓶詰めしました。ライトイエロー色、キウイやきび糖の香り、ク リスピーなタッチに快活な柑橘のジュース、ミネラルと酸もクリア な印象で綺麗な流れがアフターへと続きます。