祖父のワイン造りを父娘で復活させる

DOコンカデバルベラの女性醸造家エヴァが営むヴェガ・アイシャーラ、ワイナリー名の由 来は彼女の父の姓(Vega)と母の姓(Aixalà)を合わせたものです。 ボデガの歴史は2003年から始まります。かつて祖父がワイン造りを行っていた土地、そこは長年の間放置されていたのですが、エヴァと彼女の父ホセの二人はこの土地でブドウ造りを復活させる決心をします。そこはエヴァが幼少時育った場所であり、かつては伝統的な製法で祖父がワインを造っていた土地、二人にとってはこの土地を守ること、ブドウ栽培・ワイン造りを復活させることは長年の夢なのでした。もちろん彼女たちはこの土地がブドウ栽培にとってスペシャルな土地だという事もよく理解していました。

ヴァンナチュールスタイルの「エマ」シリーズ

彼女のワイン達は全て“エマ”という彼女の娘の名前を冠したワイン達です。

（【約束のネバーランド】みたいですね）

このエマシリーズは、清澄・濾過・亜硫酸添加を一切行わいないフランスでいうところのヴァンナチュールスタイルです。白はマセラシオン、赤はアンフォラで熟成させる拘りも持ち、素直で美しい果実味、しなやかな酸に柔らかなミネラルが特徴的です。 偉大なテロワールと繊細、真摯かつ膨大な努力が生んだワイン。ブルタルやジャメ、グラスカといったバルセロナのモダンなワインバーやレストランで愛用されています。

このワインの特徴は

ストロベリージャムの甘い香りやホワイトチョコのアロマ。滑らかな旨味感じるアタックにジューシーなテイスト、高めの酸に滑らかな味わいがアフターへと流れます。