勤め先でも自社でもワインも醸造

ラインヘッセンのヴィンタースハイム出身の若きワインメーカーがバスティアン・ベニーです。
彼は9年の間シェフとして修業し有名レストランで働いた後、代々続くバルクワイン専門のワイナリーであるワイン栽培の家系を継ぐことを決意しました。
現在も夫婦そろって別々のワイナリーで寝る間も惜しむほど働きながら、一方で自分たちのワインを造っている働き者です。

オープン・マインド：自由なワインを

クラウス＝ペーター・ケラーやワグナー・ステンペルといった有名ワイナリーでの経験が、彼に大きな足跡を残しました。「オープン・マインド：自由なワイン」をモットーに、彼はワインメーカーのアイデアが主役となる新しいタイプのワインを造り出しています。ビジョンと実験的で自由なスタイルで、バスティアンは慣れ親しんだワインを置き去りにした刺激的なワインを造っています。

このワインの特徴は

綺麗なレモンイエロー。 熟した和みかん、ジューシーなリンゴ、白い花の香り。 ややスモーキーな香りがほどよい個性を出し、高いなめらかな酸味が バランスが良く、優しいほろ苦さがコクを出しています。 オイリーなテクスチャーに濃い果汁エキス、甘やかなアカシアの香りへと 流れます。時間がたつとポン菓子のような香ばしいアフターを感じられます。
南ラインヘッセンのぶどう(黄土、石灰岩)を使用。手摘みで収穫、選果後、除梗、破砕し、数時間スキンコンタクト。バスケットプレスでゆっくり丁寧にプレスし、古樽、ステンレスタンクに半分ずつ移し、シュールリーで10カ月間発酵熟成。瓶詰め１ヶ月前にブレンドし、ノンフィルターで瓶詰め。