歴史を経て再び一緒に歩み始めた一族

17世紀からトゥルクハイム村に住む長い歴史を持つウルスト家は1926年にBRANDブラントの畑を購入し、ワイン造りをはじめ、1989年に弟のアルマンと兄のベルナールが畑を相続されました。アルマンはワイン造りを続け1991年に現在のワイナリーを建設しドメーヌ・アルマン・ウルストをはじめる一方、ベルナールは農協へブドウを販売。2016年に後継者に悩んだアルマンは、投資家マーク・リナルディ氏に畑とワイナリーを譲り、兄ベルナールの畑も同時に購入。バラバラであったウルスト家の畑は再び統合され、2017年にサミュエル・トットリが総責任者となり、ワイナリー名もドメーヌ・ウルストに変更して再スタート、2019年ヴィンテージよりデメテール認証を取得します。

受賞歴

ワイン・エンシュージアスト94点
JAMESSUCKLING.COM 92点

ヴァンダンジュ・タルディヴとは

ヴァンダンジュ・タルディヴとは、「遅摘み」を意味する主にフランスのアルザス地方で認められている甘口ワインです。ぶどうを遅摘みにすることで、ぶどうの果実が過熟し、糖度の高いとても素敵な甘口ワインになります。

このワインの特徴は

特急畑のゲヴュルツが持つ魅力を最大限凝縮した極甘口のデザートワイン。ライチやバラの甘やかで華やかな香りが広がります。グラン・クリュ ブラントの中心に位地する南向き斜面の区画の葡萄を使用。100%全房で12時間の長時間の圧搾により、果皮由来の香りと旨味を余す事なく抽出。フードルにて熟成。約9ヵ月熟成。