ファットリア・アル・フィオーレ
始まりは仙台のレストランから
代表の目黒浩敬氏は2002年、仙台市内に「AL FIORE」という名のイタリアンレストランを開業しました。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、人々魅了する一輪の花がやがてタネをこぼし、いつかお花畑のようにもっともっと多くの人々の幸せへと広がるように、という願いが込められています。
廃校になった「川崎町立旧支倉小学校」をワイナリーに改修
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか?と考え、Fattoria=農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。ワイナリーは、廃校になった「川崎町立旧支倉小学校」の体育館だった建物を改修して使用しています。一緒につくりあげてくださったのは、自然につながった方々ばかりでした。地元川崎町はじめ、宮城県内の施工会社さん、大工さん、陶芸家さん、草木染めの職人さん、福島県の木工職人さん、そして一緒に施工してくださったボランティアのみなさん。多くの方々の手と想いで築いたワイナリーなのです。
穏やかで、静かで、心地よい土地から
2015年からワインを造り始めました。です。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。志を持ったたくさんの人が集い、誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。この想いが活動の原点です。