28歳で醸造学校に入学

1982年3月9日、ブルターニュ生まれのジュリアン・プレヴェル。最初は全くワインと違う仕事をしていました。お風呂の販売会社に勤めていましたが、自然の中で仕事がしたいと思いトゥール近郊で畑仕事をしていました。その後、その興味はブドウに移り、ワインを造ろうと28歳の時にアンボワーズの醸造学校に入学。入学する前からフランツソーモンの剪定を手伝ったりしておりました。 その流れからフランツのところで研修でお世話になり、本格的にナチュラルワインと出会います。

学校で習うモノとは異なるナチュラルワインの魅力

今まで学校で学んでいたワインと全く違って、本当にブドウが生き生きと味わいに表現されたワインを飲んでこんなナチュラルワインを造りたい！と決心しました。その際、フランツは親友だった故ステファン・コサの奥さんに「彼のような若者にステファンの残した畑を任せたらどうか？」と話を持ちかけました。その畑はモンルイの地にあり、生前は素晴らしいシュナンブランを生み出す畑でした。そしてこの話はとんとん拍子に進み、2014年からジュリアン・プレヴェルが正式にステファン・コサの畑のオーナーになり、新たな新人醸造家が誕生したのでした。

このワインの特徴は

綺麗なサーモンピンク色、アメリカンチェリーや二十世紀梨、クランベリー、セルフィーユのアロマ、ほんのり甘みのある アタック、リンゴのような酸味とジューシーで心地の良い酸と泡、バランスよく飲み飽きしない逸品です。