最も力強いバルバレスコ『ラバヤ』

ガンベッロ・ロッソ3ビッキエリ！
パーカーポイント96点！

昔から別格のバルバレスコ

1834年、「フランチェスコ・ロッカ」と妻「マリア・アデラ イド」がバルバレスコで野菜、果実の栽培を始めたのがこのワイナリーの始まりです。 1958年にはバルバレスコの中心街の家を売り、郊外の「ラバヤ」に移住し、葡萄栽培中心の農家へと変わっていきました。

当時からラバヤは高品質の葡萄が育つことで有名で、他のバルバレスコと区別され、高い価格で買い取られていたそうです。

親の反対を押し切りワイン元詰めに着手

当初は収穫した葡萄全量を協同組合や近隣の造り手に葡萄を販売していました。その父が亡くなりブルーノ氏が当主になった1981年から元詰めを開始しました。というのも、ブルーノの父は3年以上も時間を必要とするワイン造りに反対をしていたのだそうです。

『葡萄を売れば1年でお金を得ることができるのだから』

そして、醸造を始めてから30年の歴史しかないにもかかわらず、他の造り手達も認めるバルバレスコを代表する造り手となったのでした。

全ての畑はクリュを名乗れる素晴らしい区画

ブルノ・ロッカは「ラバヤ」を中心にネイヴェ側のクリュ「クラ」、そしてトレイゾにも畑を所有しています。全ての畑はクリュを名乗れる素晴らしい区画です。 そして、畑名の入らないバルバレスコも全てクリュ「クラ」の葡萄を100%使用して造られている徹底ぶりです。

最も重要な畑「ラバヤ」は「トゥーフォ」と呼ばれる石灰質の堆積土壌で、南西向きの日照量が最も多い畑です。盆地上になっている下部にはタナロ川が流れ、北のアルプスから冷たい風が吹きつける場所なのでカビや病気から葡萄を守ってくれる最高の環境です。

このワインの特徴は

美しさと力強さを兼ね備えた最高の2016ヴィンテージ。しっかりとした骨格を持つスケールの大きなワインです。今飲んでも美味しいですが、できれば3年は寝かせてみると更に香りと味わいが大きく膨らみ、優雅な景色に誘うでしょう。