グレラによる微発泡ワインのみ生産

当初はブドウ栽培のみだった

コル・タマリエは、イタリア・ヴェネト州、ヴァルドビアッデーネ近郊の町、ヴィットーリオ・ヴェネトの西側にあります。自然の森に囲まれひっそりと暮らすアルベルトとマルタ夫婦が2000年よりブドウ造りを開始し、2003年が初収穫です。当初出来たブドウはそのまま知人のワイナリーへ販売していました。

納得いくワインになるまで

2007年より実験的に醸造を開始します。すぐにリリースはせず、納得のいくワインができるまで6年もの年月をかけ完成させました。そうして少量の初リリースとなったのが2013年ヴィンテージです。さらに2ヴィンテージ目となった2014年は15.000本を生産しました。その後順調にカンティーナとしての歩みを進めています。

森と葡萄畑を隣同士に

畑では農薬や化学肥料は使用せず、9haある土地のうち、半分の4.5haをブドウ畑、残り半分は森のまま、自然環境を保つ事を最重要にしています。栽培する品種は、主要品種であるグレラとその他の補助品種です。ブドウ品種によって区画を分けず、乱雑に品種を混ぜて栽培する事で、より自然な状態でブドウが育つという考えを実践しています。

このワインの特徴は

完熟したリンゴや桃を思わせる柔らかくて上品な香り。キレの良いすっきりとした酸味と爽やかな果実味を楽しめます。
自然酵母にて発酵。全ての段階でフィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤も一切使用していません。一次醗酵が終了し、冷却保存しておいた果汁を添加し、瓶内で発酵を再び行うメトードアンセストラーレ法で造られます。

エナジートリートメント

ここ数年はエナジートリートメントを実施。チベットの鈴やインドの楽器を使ったヒーリングサウンドトリートメントや、鉱物によるクリスタルトリ ートメント、特別な波動を発生させる幾何学模様のマントラ、などを使用し、アルコールが与える良くない影響を取り去り、静かな、平和を感じる酔いを 出すようにしています。その結果は驚くものであり、非常に良い結果が出せているそうです。