家族が幸せに暮らせるような方法で

シャノン・ワイナリーは、家族経営のワイナリーです。オーナーのクレイ・シャノンはソノマ郡ヒールズバーグの農場で育ちました。 セント・ヘレナのブドウ畑のマネージャーとしてキャリアをスタート、カリフォルニアのワイン産地を転々としてブドウ栽培管理の腕を磨きました。その後、ブドウ栽培管理会社を立ち上げ、北カリフォルニアのトップ・ワイナリーや果物生産会社のためにブドウを栽培していました。 1995年、ナパの銘醸ブドウ畑の北56km、レイク郡のクリアレイクを見下ろす丘に広大な理想郷を見つけたクレイは、ただちにブドウ畑の開発に着手しました。 彼のビジョンは単純明快、「世界一のブドウを、家族が幸せに暮らせるような方法で育てること」でした。

循環農法オーヴィス・システム

標高平均700mの山の上のブドウ畑で、ヒツジの群れを利用したオーヴィス・システムで環境に配慮した栽培を行っています。Ovis=ラテン語でヒツジ。ヒツジの放牧による循環型の永続的サステイナブル農法。ヒツジを利用して、上質なオーガニック・ブドウを極めてリーズナブルに栽培しています。(※2021年秋に、オーガニック認証取得)。サステイナブルなワイン造りの先導者として、2021年夏、第7回カリフォルニア・グリーン・メダルを受賞しています。

羊と持続可能性

シャノンでは、母なる自然と調和した暮らしが営まれています。ヒツジの群れを利用して、風味豊かで上質な“山育ちのブドウ”を育てています。ブドウ畑は羊を育み、羊はブドウの樹を育みます。仔羊は人々の糧となり、人々はワインを飲み、ウールで衣服をつくります。“持続可能性”はリップサービスではなく、シャノン・ファミリーの生活のスタイルそのものなのです。ルやワインのネーミングも、女性らしさが感じられ、チャーミングです。

このワインの特徴は

バターのように艶のある澄みきった麦わら色。洋ナシ、青リンゴ、メロン、柑橘フルーツのさわやかな香りの中に、軽くトーストしたココナッツ、フレンチオーク、カラメル、バニラのニュアンスが感じられます。モモやマンゴーのトロピカルでジューシーな味わい、クリーミーでバニラの風味が漂う後味、さわやかなシトラスの余韻が楽しめます。魚介料理、特にサーモンのグリル、ローストチキンなどと相性が楽しめます。