2022年11月1日ジブリパークOPEN!
2022年11月1日、愛知県の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に
「ジブリパーク」がOPEN!
自分の手でワインを造ってみたいという夢を抱いて渡仏
仲田晃司氏は1972年8月14日岡山県高梁市に生まれました。大学生時代にアルバイト先のフレンチレストラン上野の老舗フレンチレストラン「ペペ・ル・モコ」でワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年頼るつてもなく単身渡仏します。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、1999年ボーヌの名門ワイン学校CEPPAで学位を取得。2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。
神様アンリ・ジャイエ氏が認めたメゾン・ルー・デュモン
2003年3月1日、メゾンをジュヴレ・シャンベルタンに移転すると同時に同社代表に就任。同年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれました。
「ワインを通じてアジアの架け橋になれればと願っています」という仲田さん。現在ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。
2008年8月には、ジュヴレ・シャンベルタン村に念願の自社カーヴを取得しました。
現在、奥さんのジェイ・ファさん、娘レアちゃん、息子テオ君とジュヴレ・シャンベルタン村で暮らしていらっしゃいます。
趣味: 旅行、ドライブ、映画鑑賞
信念:天・地・人を尊重するようなワインを作りたい
日本人の職人気質をワイン造りに活かす
仲田さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人の職人気質。周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念は、仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。
ジブリラベル誕生秘話
スタジオジブリのプロデューサーであり書家としても活躍中の鈴木敏夫氏が、フランス・ブルゴーニュ在住のワイン醸造家「ルー・デュモン」仲田晃司氏プロデュースのワインラベルを手がけました。
ラベルの「天地人」「Pinot Noir」「Chardonnay」の文字は、鈴木氏愛用の熊野筆にて書き下ろし。
ラベル右下の落款は、アニメーション映画監督・宮崎駿氏によるデザインです。
鈴木氏初の展覧会「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」(2017/8/27~11/5 於:広島県熊野町「筆の里工房」http://fude.or.jp/jp/)の開催を記念して、大のジブリファンである仲田氏とのスペシャルコラボレーションが実現しました。
このワインの特徴は
シャルマ方式によるスパークリング白ワインです。すべてIGP Pays d’Oc産のピノ・ノワール90%、メルロー、カベルネ・フラン、シラー、グルナッシュ、サンソー10%。すべて黒ぶどうを使用した、ブラン・ド・ノワール。粘土石灰質土壌。平均樹齢30年。ステンレスタンクで醸造。MCR(濃縮ぶどう果汁)によるドザージュは7g/l。
「黒ぶどうだけを使用したヴァン・ムスーはありそうでほとんどなく、このブレンドは私の特注です。「(まっくろ)くろすけ」の名にふさわしい、濃密かつ可憐な味わいです」。(仲田氏談)