ビオディナミ、スパゲリック、ハーブの手法をワイン造りに

3代目で当主であるゲオルク・セニ（父）が16歳の時に父親を車の事故で亡くし、高等職業教育学校で農業とぶどう栽培を学んでいたが、やむなく家業を継ぎました。この時よりビオディナミ、スパゲリック、ハーブの手法を学びました。

2007年より殺虫剤や除草剤を排除するだけでなく、自然と調和した健全な土壌を維持することで、デメターの分類を超え、ルドルフ・シュタイナーの生物力学的見解に沿った総合的なアプローチを実践しています。

現在は4代目のゲオルク・ケー（息子）ともに発酵と熟成に時間を掛けられる調和のあるワインをテーマにし、ストレスが無い完全なナチュラルワイン造りを目指しています。

キルケー・ロゼの名前の由来

CIRCE：キルケーとは、ギリシア神話に登場する魔女の名前です。日本語でキルケー（ラテン語）、英語でサーシー、ドイツ語ではザージーと読みます。 この魔女は非常に美しい女性で、芳香や歌声で人々を魅了してしまうので、その様がまるでこのロゼワインのようだ、という事から名付けられました。

このワインの特徴は

木苺、クランベリー、紫蘇の香り。味わいは小梅のような風味にじゅわっと感じる高いが溶け込んでる酸が特徴的です。ミネラル感があり、アフターにはややドライフラワーのような香りと出汁の風味を楽しめます。
スキンコンタクトは3時間のみ、ステンレスタンクで発酵。冷して発酵をストップさせ残糖が残るようにしています。