ワイナリー家系の若手ホープ

生産者のヨセフは、代々続くオーストリア・カンプタールの醸造所で生まれ育ち、14歳から4年間かけて葡萄栽培と醸造を学びました。その後、シュロス・ゴベルスブルグなどオーストリアののワイナリーにて研修。2016年～2018年の収穫を南アフリカのヨハンメイヤーで経験。その後オーストリアに戻り、両親の醸造所を手伝いながら自分自身のワイン「ニビル」を奥様のユリアさんと一緒に立ちあげます。

「ニビル」の名に込めた想い

ヨセフは、長い期間をかけながら、自由で固定されず、唯一の方向に進んでいきたいというワイン造りへの思いがあり、太陽の周りを逆方向に長い周期で回っている唯一の惑星「ニビル」を、自分の目指すスタイルと重ね、ワイナリー名としました。
ボトルのロゴは、その昔カンプタールの周りに住んでいたケルト人のシンボルからとっており、サイクル(自然環境)を意味し、自然は健康的で持続可能で循環するものという彼の考えを表しています。

このワインの特徴は

ヨセフがお気に入りの区画のリースリングをアフリカンブラザーズのためにサンスフルで造ってくれた特別な日本限定キュヴェ。ラベルは、日本画家の高木優子さんの作品「人生スケールの砂時計」を採用。私たちはこの地球上でそれぞれの有限の時間を生きているという人生時間をテーマに、サラサラと流れていく時の中で様々な出会いや経験、感情などが積み上がっていく様子をスケールある砂時計にして表現。
シトラス感やミネラルのある爽やかなテイストに旨みやミルキーな味わいも加わり始めています。
樹齢25年の片麻岩、角閃岩土壌のヴィンヤードブレンドのぶどうを使用。 手摘みで収穫、選果後、全房プレス、ステンレスタンクに移し、自然発酵。シュールリーにて1年間熟成し、ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。