元プロダイバーが丘で行うボタニカル循環型農業
化学農薬や化学肥料、動物性肥料を使用しないボタニカル循環型農業を行う、ブティックワイナリーがドメーヌ・ヒデです。ドメ―ヌ・ヒデの渋谷英雄さん、元はプロのダイバーでした。だからこそ、その身を持って知る月の満ち引き。それによる何万トンもの海水の満ち引き。その経験をぶどう栽培からワイン造りに活かしていらっしゃいます。
NHKで放映されました!
NHK WORLD-JAPAN 「Time for Japanese wine」
(国際放送版のみ再生視聴可/3分30秒~ドメーヌ・ヒデの様子が流れます)
「ピケット」とは
「ピケット」とは、フランスで一般的にワインの搾りかすに水を加えて再醸造したお酒です。
ワイン生産者や農民の飲み水代わりに、主に家庭用として造られています。
名の由来は、ピケル「突き刺す」と言われ、ピケットの多くがスパークリングであることから、その刺激さを表す名が付けられたと考えられます。
■造り方
モロミをプレスするたびに、搾りかす(なんとワインと同じアルコール度数があります)を集めます。いろいろな搾りかすが一緒になります。水に浸し密閉すると劣化を予防できます。加える水の量は、搾りかすの2倍以内で、多すぎても少なすぎても美味しくなりません。
繁忙期が終わるころ再びプレスし、微発泡を生むための「きび糖」を加えて(瓶内二次発酵)、びん詰めして完成です。
2度プレスすることは、実はたいへん骨の折れる作業でもあります。
ドメーヌヒデの環境と農業
農業が環境に及ぼす影響は大きなものがあります。ドメーヌヒデでは、
・「搾りかす」の活用その1
ピケット、ブランデー造り
・「搾りかす」の活用その2
和紙、植物性革の試作協力
・「搾りかす」の活用その3
再発酵させ堆肥化
・「剪定枝」の炭化焼却
炭酸ガス放出の削減
・「剪定枝」の活用
ディフューザーの試作
などを行い、次世代へつなぐ環境保全を模索しています。
このワインの特徴は
ビールのように軽やかに楽しめる新感覚の低アルコール飲料。キンキンに冷やして昼間っから『プッハー』と飲んじゃってください。