都市化から免れた珍しい海岸林

ドメーヌ・ドレスキエは、モンペリエとセートの間にあるエロー県のヴィック・ラ・ガルディオール（Vic la gardiole）に位置し、海から500m、都市化から免れた珍しい海岸林に囲まれています。 ドメーヌは15年前からオーガニックで、2019年末にピエールが農園を引き継ぎました。
ガリッグの粘土石灰質の土壌と非常に乾燥したミクロクリマが、ミュスカ・プティ・グランに適したテロワールとなっており、6ヘクタールの畑にはミュスカしかなく、地元の伝統に従ってすべてゴブレで栽培しています。
銅はほとんど使わず（気候も手伝って）、硫黄は3〜4回で十分な健康状態を維持できるそう（一般平均8回）。剪定方法の研究やマルソー・ブルダリア(Marceau Bourdarias)のトレーニングで植物に対するイメージが変わり、時間が許す限りブドウに寄り添った優しい剪定を行っています。

マルソー・ブルダリア(Marceau Bourdarias)とは

木本植物の生理学を専門とする人物がマルソー・ブルダリアです。彼は、ブドウの木や木の合理的な剪定法について、経験的知識と科学的知識の結びつきからその強みを引き出す形で１５年以上教えてきました。 マルソーは法人 Architectes du Vivant を設立し、約 10 年間にわたって Architectes du Vivant アプローチの基礎となるブドウと木の管理の新しい解釈を開発してきました。研修では、ワイン生産者や果樹園のエンパワーメントを重視し、生命の機能と制御システムについての理解を伝えることに取り組んでいます。

このワインの特徴は

「ユズ」という名前は、このワインを飲んだ日本人の友人が、柑橘系のニュアンスを強く感じたことから。
柑橘類、フローラル、穏やかな酸味、スパイシーな味わい。スパイシーなオリエンタル料理と合わせて。
樹齢約70年。粘土石灰質土壌。半分は除梗したブドウ、もう半分はジュースで15日間マセラシオン、3ヵ月ステンレスタンクで醸造、18ヵ月屋外のダミジャンで熟成。