アシール：ACHILLEとは？

アシールはフランス語でギリシャ神話の「アキレス」を意味します。

このワインの特徴は

オリヴィエ氏来日の際、複数の飲食店オーナーやシェフに試飲してもらったところ、こぞって絶賛！
開けた初日だけでなく、2～3日はフレッシュさも損なわれにくく、ゆったりと楽しむのに十分な質を持っています。
メルローならではの柔らかな舌触りと果実味、カベルネフランが絶妙に調和し余韻も長いのが魅力です。

自らワイナリーを創業した起業家

オーナーのオリヴィエ・カズナーヴさんは、クルティエ（ワイン生産者と販売者の仲介）を10年間経験後、醸造学を学びシャトー・ベルを購入しました。そこから彼の醸造家人生がスタートします。

初リリースで輝かしい評価！

2003年ヴィンテージが初リリースにも関わらず、フランス国内の専門誌「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」で最高得点を獲得。
その後、パリの、三ツ星レストラン「ジョルジュ・サンク」でオンリストなどシンデレラワイナリーとなりました.。
現在でも第11回世界ソムリエコンクールの優勝者エンリコ・ベルナルド氏のレストランでオンリストされています。

シャトー・ド・ベルのスタイル

ドルドーニュ川から近いところに畑があり、霜の害が防がれ、有機栽培にてぶどうを育てやすい環境にあります。 化学肥料、農薬は使用していません。醸造時も二酸化硫黄は不使用です。
醸造時にはとても小さなタンクを使用し、果皮を浸漬させる時にこのタンクで時間をかけて成分を抽出しています。
樽にも非常にこだわりを持っており、225Ｌと500Ｌの２種を使い分けします。各樽で6～12か月熟成させ、果実味を活かすことを最優先に考えて、良い年でも樽熟成を控えめにしています。

ビオディナミ農法を実践する理由

2016年からは完全にビオディナミ農法に切り替えました。それは決して「売りたいから」「市場が求めるから」ということではなく、彼にとっての「より良いワイン、より美味しいワイン」を追求した結果、ビオディナミ農法が適していただけなのだそうです。ワインにとにかく真摯に向き合う、そんなオリヴィエさんの一面が感じられるお話ですね。