一度しか発酵させない"メトード・アンセストラル"製法＝ペットナット

野生酵母、ドサージュ(＝糖類添加)無し、ろ過・無清澄ほぼ無し。
この条件の元、
①収穫したブドウは、野生酵母による発酵が始まるのを待つ
②その発酵が完全に終わる前、つまり糖分がまだ残っている状態で瓶詰
その後、必要な時間を経てそのまま出荷される【　完全無添加スパークリング　】がペットナット。

※開栓時のご注意

①泡が強いのでキンキンに冷やして下さい！
　(最低でも冷蔵庫で3時間以上)
②抜栓前は揺すらないよう、立てて置いて下さい！
③王冠の下にコルク栓がしてあります。栓抜きとコルク抜きを用意して下さい。
　(ソムリエナイフがあれば問題なし)
④開ける時は少しボトルを斜めにして、ゆっくりと拭き上がるガスを少しずつ逃がすようにして下さい。
⑤天然の発酵由来のため、吹きこぼれ分について補償はできません。ご了承ください。

このワインの特徴は

金色にきらめく濁りのあるレモン・イエロー。泡はきめ細やか。アーモンドの白い花やカリンの香り。フレッシュで軽やか、素晴らしい酸味。海の塩の香りも感じられます。花やフルーツの風味が際立つ一方、味わいはドライで野生的なのも楽しみポイントです。

無防備なスキンヘッドに喩えたユニークなラベル

A pel（ア・パル） = No Protect(無防備)の意味。酸化防止剤が無添加＝無防備と表した感性がクスリと笑わせてくれる。
先祖伝来のメトード・アンセストラル製法によるスパークリング。コルクと王冠で栓をする古式ゆかしいスタイルも特徴。

16歳からワイン造りのノウハウを積む

DOペネデスにあるルシャレルは、もともとは他のワイナリーに販売するブドウを造っていました。しかし16歳からワイン造りの経験をみっちりと積んできた4代目のジョセップ・ミチャンは低価格ブドウの大量生産をやめることを決断。1987年にルシャレル・ブランドを立ち上げ、様々なスタイルのワイン造りを体得し、有機栽培やビオディナミ農法に本格的に取り組み始めました。

チャレ・ロ種を根幹に

ペネデスは“チャレ・ロ ・トライアングル”と呼ばれる土地です。そしてワイナリー名の由来ともなっているチャレ・ロは地元を代表する品種です。ルシャレルとは、XAREL.LO ⇒ LOXAREL とチャレロの語順を倒置した造語なのです。チャレ・ロは、ルシャレルが生産する全てのスパークリングワインの主要品種となっています。

世界一に輝いたレストランにも採用される高品質の造り手

現在、セールス担当の妻テレサと、輸出担当のクリスティーナ・バケが抜群のチームワークでワイナリーを運営しています。一方ジョセップは、アンフォラを使用した古代のワイン造りを再現したり、絶滅寸前の地元ブドウをリバイバルさせるなど、ユニークなワイン造り取り組みを精力的に行っています。 スタイリッシュなルシャレルのワインは、世界一のレストランに輝いた”エル・セジェール・デ・カン・ロカ”(バルセロナ近郊ジローナ)にもオン・リストされています。