始まりは1本のカリフォルニアワインから

オーナーの杉本隆英氏は兵庫県西脇市生まれ。妻の美代子氏とは中学の同級生で同じクラス、同じ出席番号として出会いました。1978年に結婚。隆英氏はコンピュータ・エンジニア、美代子は薬剤師として働いていました。 1998年、勤務していた企業の営業表彰で副賞としてもらったロバートモンダヴィのカベルネソーヴィニヨンのあまりの美味しさに心を奪われます。 そして1999年にCalifornia Wine Fan Clubを主催（2010年6月解散）。2002年7月より麻布十番にCalifornia Wine GardenをOpenしました（2012年7月閉店）。

家紋の持つ意味

そうしてカリフォルニアワインを愛飲し続ける中で、いつしか『娘達の名前が冠されたワインで娘達の結婚式を祝えたら』との想いが募り、2005年にワイン造りを開始したのでした。
嫁いでも生まれ育った家庭だけは忘れないように、家紋である「丸に違い鷹羽」をシンボルにし、ワイナリー名は、Ch.igai Takaha(シャトー・イガイタカハ)と名付けました。 個人使用としてスタートしたワイン造りが、妻の協力、著名なワイン醸造家達との出会いによって、次第に多くのファンから支持されるワイナリーへと成長しました。

JAL国際線ファーストクラスに採用

シャトー・イガイタカハは、日本人が日本人のために造るカリフォルニアワイン、ストーリーのあるワイン造りをめざしています。
それぞれのワインに家族の名前を冠した家紋ワイン、『神の雫』にも取り上げられた漢字シリーズ、ハワイ出身ミュージシャンのジェイク・シマブクロ氏とコラボした『Crossed Wing』のほか、黒いラベルの「黒家紋」シリーズをリリースしています。
和テイストの食事に合うよう上品に造り上げられたその味わいから、まさに、日本の文化『侘び・寂び』が感じられると高く評価され、JAL国際線ファーストクラスに採用されるほか、高級ホテル、高級旅館、ミシュラン☆付きレストランなどでオンリストされるなど、今、注目のワイナリーです。

このワインの特徴は

ピーチ、柚子、ジャスミンをアロマチックな香りと、タイム、エストラゴンの様な爽やかさ、エキス分たっぷりの果実味に穏やかな酸味、柑橘の皮を思わせる仄かな苦みがアクセントです。 冷やしすぎより高めの温度の方が風味が引き立ちます。