ノヴェッロ:贅沢な飲み比べ体験②
こんにちは(*^o^*)/
【オーガニックワインとマリアージュ食品の専門店 ハウディ】
「ワインライフ・アテンダント」店長の 吉田 さき子 です。
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贅 沢 な 飲 み 比 べ 体 験 ②
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12月12日のブログ→こちら の続き。
2010・2011・2012・2013 の
4ヴィンテージの水平テイスティング。
シチリア島の注目ワイナリー「CUSUMANO」のノヴェッロ。
ネロ・ダボラとメルローのブレンド。
ワイナリー自体は2000年創業の新しい存在。
当時のシチリアブームと相まってか、現地の評価がいきなり高く、
日本でも専門誌「ワイン王国」に取り上げられるなどして一躍人気に。
そんなシチリアの太陽をたっぷり浴びたワイン。
まずはこの写真を見てくださいね。
↓
2013年 ↑↓ 2012年 ↑↓ 2011年 ↑↓ 2010年 ↑↓
特にグラスを上から見た写真がわかりやすいと思います。
若いほど透明感があって、2010年は底が見えず色が濃くなってる。
味わいも全部違いました。
2013年は、まさにフレッシュでレッドチェリーのような香りと程よい酸味に甘さもありました。
2012年も、まだフレッシュさの断片を残した香り。少し落ち着き感が出ていました。
2011年、この子は異色。紹興酒を思わせる香りで、味わいもぐっと濃くなります。
2010年、問題なく飲めました。いぶしたような香りを漂わせ、ゆったりした熟成の味わい。
面白いですね~!
早飲み用といわれる「ノヴェッロ」とはいえ、こうして保存しておいても
しっかりワインとして熟成できる。
しかもワインセラーや冷蔵じゃなく、日の当らない冷暗所に保管していただけだそうです。
日本の夏を何回も越してきたワインでも、こんなに楽しめちゃいました!
ワインは「こうしなきゃいけない!」って難しく考えると
なんだか飲むのも構えてしまう。
けれど造り手って、本当はそうじゃなく、もっと身近に飲んでほしいって思ってるはず。
同じ「ノヴェッロ」を毎年2本手に入れて、1本は保管しておくのも面白い。
自宅で「マイホーム熟成」を楽しむのもいいですね。
良い経験をさせていただきました。
M・Oさん、M・Fさん、貴重な機会をありがとうございました!(^-^)/