開催報告:OLD COMES MODERN project vol.2 「和紙&酒」
OLD COMES MODERN project vol.2
「和紙&酒」
9月9日に無事開催されました。
この日は「重陽の節句」といわれ、日本の五節句のうちの一つ。
縁起が良い日ともと言われています。
それは、陰陽論に基づくそうで、偶数は陰・奇数は陽と言われています。
そして陽の数字で最も最大で縁起が良いのが「9」。
つまり、9月9日は「9=陽」が2つも重なるので「重陽(ちょうよう)」。
元々は旧暦の9月9日だったのですが、ちょうどその時期は菊の旬。
ということでお酒に菊の花を浮かべ、健康長寿を願って飲む、
という風習があったのだそうです。
さて、このイベントでのお酒はもちろん!
我ら名古屋市緑区の「山盛酒造」さんのもの。
今回は、レギュラーを使用しました。
ということで、新暦の重陽に合わせ菊酒をご用意し、皆様で乾杯!
(写真右側)
総勢16名のお客様をお迎えするには、ちょうど良いくらいのスペースです。
さて、有松絞りクリエイター「まり木綿」の
まりさん、ゆうさんにレクチャーをお任せしてワークショップが進みます!
今回は和紙を染めるということで、皆さん興味津々です。
使ったのは「もみ紙」。
丈夫な和紙をもんで、しわをつけたもの。
それを型に合わせて折りたたんで、板で挟みます。
(だから板締め絞り)
そしてお次は、
思い思いの色をイメージしながら染料を染み込ませる作業。
ここが一番頭の悩ませどころ。
好きな色合いにするにはどうしたらよいか・・・?
みなさん幼心に返って、色を混ぜたり絵筆で新色を考えたり、
楽しそうでしたよ!
更に、熱を加えて固着させていきます。
そしてその待ち時間に、山盛さんから直接お酒のお話をお伺いしました。
蔵の歴史や江戸との関係、お酒のスタイルやこれから旬を迎える
ひやおろしのお話など、皆さん熱心に聞いて下さっていました。
もちろんお酒を飲みながら(^o^)♪
この日は実は特別に、ハウディ極秘貯蔵
コンセプトゼロ非売品1年熟成をみなさんにご提供!
熟成したお酒と1年以内のフレッシュなお酒の違いに
「あっ全然違う!」「口当たりがマイルドになってる」など
驚きと発見のお声をたくさん頂戴しました。
そう、日本酒は熟成するんですよね。
その違いを体験して頂けて良かったです。
そして蒸しあがった和紙!
どんな柄に仕上がったのか、世紀のお披露目の瞬間!
みなさんから歓声が上がりました。
「わぁ!」「きれ~!」「からふる~!」
特にこの方は話題をさらっていました!
「目玉焼き~!」
思い思いの染色で、誰一人として同じものは無い、
オリジナルの有松絞り和紙ができあがりました。
こちらの時間読み不足で、デザインまで時間内に終わる事ができなかったので
特別ボトルはお持ち帰り頂くことになったのが残念でした。
(こういった部分はしっかり次回改善していきますm(_ _)m)
実はこの日は事前の天気予報では雨予報。
どうなる事かと冷や冷やしていましたが、運良く雨を回避!
午後からは晴れ間ものぞくほどとなり、予定通り開催できたのは
ご参加の皆様の日頃の行いの良さのおかげでしょう!
素晴らしい時間を共有して下さった皆様に心より感謝です!
ありがとうございました!
OLD COMES MODERN project vol.3
をお楽しみに!
(たぶん2019年春かな。)