週末に試飲ができる「テイスティングBAR」を行うワケ
私たちハウディは、毎週末に「テイスティングBAR」と称して
試飲会を開催しています。
その発端は、自己研鑽。
つまり、自分達のための試飲でした。
「でした」と書きましたが、、今もそれは変わっていません。
というのも、ワインは農作物であり生き物でもあります。
つまり、収穫年によってぶどうの状態が変わり、
醸造の仕方によってできあがるワインの風味が変わります。
ですから、例えば同じ生産者の同じ規格のワインであっても、
ヴィンテージや飲むときの温度でも違いがあります。
ましてや、自然派ワイン/オーガニックワイン/ビオディナミワイン/酸化防止剤無添加/無濾過など
多様な方法で個性が変わるワインを知っていただくためには、
やはり「自分の舌で確かめる」のが一番早くて確実ですよね。
時には個性の強いタイプもあります。
最近話題の「オレンジワイン」もその一つではないでしょうか。
それらの個性は、丁寧にその理由や特徴、楽しみ方をご説明すると
「苦手」から「面白み」として認識して下さるようになり、いつしか「好き」に変化する事もあります。
何が言いたいかというと、「慣れていないものを許容するには時間がかかる」ということです。
私たちは、出来るなら「無農薬・無化学肥料・無酸化防止剤」などの方が良いと思っています。
農薬散布をする際の、防護服。
何倍にも薄めて撒こうにも、本当に人体に安全なのか不安しかありません。
それならできるだけ自然な方を選択したい。
でも、それで味が変わるのか変わらないのか?
わからないものには手を出せないのが人間の心理ではないでしょうか。
だからこそ、私たちは「試飲」をしてその良さを伝えられるよう研鑽を積み続けています。