2021年の解禁は11月18日(木)!”ボジョレー・ヌーボー”にまつわる酒屋の裏話とは?
ちょっと今日は酒屋ハウディの仕入れ裏話を。
私たち酒屋がボジョレー・ヌーボーの仕入を決めるのはいつ頃か、ご存知ですか?
A:7月
B:8月
C:9月
↓ ↓
答えは… B:8月です。
「はや~い!まだ夏じゃん?」
はい、そうなんです。
ちなみに、情報は7月から手元に集まり始めます。ワイン輸入業社だけでも20社以上とお付き合いがありますので、それぞれから2~10種の案内を頂くことになり、結局50種位のヌーボー情報が集まります。
特に人気の銘柄は早めに抑えておかないと。ですから、毎年夏の終わりはも~のすご~く頭を悩ませます。
まだ味も評判もわからない未知のワインの膨大な情報資料を前に、敵前逃亡したくなる…(笑)
それはさておき。
こうした状況で大量の案内を精査するために、社内会議となるわけです。
・今年は何種類、何百本扱うか
・昨年に比べて価格はどうか
・8月現在までの現地生育情報はどうか
・パンフレット制作は誰がやるか
・告知方法はどうするか
などなどなど・・・
余談ですが、ハウディはペットボトル・ヌーボーはおそらく今後も扱いません。なぜかというと、純粋に「美味しい」と思った事がないから。とはいえ、生産者の本気度が伝わるワインは、手頃な価格でも本当に美味しいです。ペットボトルでも「美味しい」の域に達するワインが見つかった際には考え直す日が来るかもしれませんね。
という事で、自分達が飲んで美味しいと思ったもの、純粋に飲んでみたいという期待を裏切らないであろう生産者のもの、そういった基準でハウディはワインを選定しています。
少し話は膨らみましたが、こんな感じでまだ収穫もしていない、どんな味かもわからない ボジョレー・ヌーボー を過去の経験も交えていろんな角度から検証し、皆様にご紹介しています。
だって、飲んで頂く方にはその一口で「あ、おいしい。しあわせ。」と感じてほしいから。
という事で2021年のヌーボーもしっかり検証したうえで厳選し、ご案内しています。