すご!日本農業遺産にも認定される晩秋の風物詩「丹波篠山 黒枝豆」予約受付中
お正月、お節の中につやつやと光る黒くて丸い粒。
こっくり甘くて子どもも大好きな黒豆。
「まめに働く」「まめに暮らす」という語呂も重ねて、健康・丈夫を願う縁起の良い食べ物と言われています。
そんな黒豆になる前段階の若い状態が枝豆です。
今や枝豆は、中国産の冷凍ものなどが安く出回っていて、産地まで気にする方も少ないのではないでしょうか。
ただ、国内に目を向けてみると、生産量の第1位は群馬県だそうです。2位に千葉県、3位に山形県と続きます。(2019年統計資料による)
ところが、この3県に入らないけれど知る人ぞ知る希少枝豆があるのです。
それこそが「丹波篠山黒枝豆 たんばささやまくろえだまめ」です。
1年に1回、10月の2週間ほどの間だけしか味わえない、幻の黒枝豆について改めてまとめてみました。
目次
丹波篠山黒枝豆の起源
丹波篠山市は兵庫県の中東部に位置します。 旧丹波国として古来京都への交通の要として栄えてきたため、歴史的な町並みや祭りなどに京文化の影響を今も色濃く残しています。
丹波篠山は内陸性気候。昔から降雨量が少なく、水不足に悩まされる土地でした。そのため人々は知恵を出し合って、稲作をしない「犠牲田」で米以外の作物を育てるようになりました。これが丹波篠山の黒大豆栽培の始まりなのだそうです。
江戸時代中期には、お米の代わりに年貢として納めるのを藩が奨励するほど価値の高い農作物として奨励されました。
という事は、約300年の歴史があるってことですね!
すごい!
まさに、江戸から続く歴史ある枝豆と言えますね。
また、伝統的な農業・文化・農村景観、支え合いの風土をたたえる丹波篠山の黒大豆栽培として「日本農業遺産」に認定されています。
丹波篠山黒枝豆が大粒なワケ
丹波篠山黒枝豆は、 丹波黒大豆が黒豆になる前の若いさやの状態のモノを指します。
こんにち様々な派生黒大豆がありますが、その元品種の1つとなっているのは丹波黒(たんばぐろ)。
この丹波黒が現在流通するようなサイズになったのは、優良品種を選び出し、育種を重ねてきたからに他なりません。
丹波黒は、一般的な黒大豆と比較して約2倍の大きさがあり、ふくよかな旨味を持っています。
また、単位面積当たりの収量は、一般的な黒豆よりも少ないのだそうです。このことからもわかるように、数量が限られ非常に貴重なことから「幻の黒大豆」とも言われているのだそうです。
丹波篠山黒枝豆の特徴
丹波黒若さやは、鮮度がもっとも重要視される生鮮野菜です。
見た目の特徴として、さやの表面にうぶ毛が伸びた状態の品種特性を持っています。
また、よく見かける緑枝豆との違いは、丹波黒枝豆の方が「大粒」で「コクのある旨み」が凝縮されています。
タンパク質、イソフラボン、食物繊維、ビタミンB1、B2、アントシアニンといった栄養成分も含まれています。
晩秋の風物詩・ 丹波篠山黒枝豆 を手に入れるには
丹波篠山黒枝豆の出荷期間は10月中旬のわずか約2週間のみ。
この短い旬を求めて、わざわざ丹波篠山に旅行客が押し寄せるのだそうです。
また、外部出荷もしているそうですが、一農家平均一日に枝付で30kgをまとめるのが限度なのだそう。
農家で荷造りし、箱詰めも行うので作業にも手間がかかります。
出荷量が限られる丹波篠山黒枝豆の旬をいただけるのは、幸運といっても過言ではないでしょう。
まとめ
江戸期にはお米の代わりに藩の年貢としても奨励されたほど、歴史の裏打ちのある丹波篠山黒枝豆。
大粒でふくよかな美味しさを食べられるのは、後人の特権ともいえるでしょう。
ぜひ10月の短い旬を逃さず味わってみてくださいね。
ハウディでは 丹波篠山黒枝豆の予約を受け付けています
事前オーダー制のため全数完全予約・限定30セットのみ。
本場のJA丹波篠山から届く若さや・枝付き 丹波篠山黒枝豆 をご希望の方は、店頭・TELにてお申し込みください。
今期のお渡し価格確定! (2022年9月15日情報更新)
■価格■
1本(=約1kg、長さ約50cm)
¥2180(税込¥2355)
ご予約前に必ずご確認ください!
※10月中旬頃の入荷予定となります。※販売価格は昨年の参考価格となります。販売直前に価格が決定しますので、変更がある場合はご連絡させて頂きます。
※農作物の為、急遽販売を中止、延期させていただくことがございます。予めご了承くださいませ。
※予約締め切り後のキャンセルは不可とさせていただきます。
記事参考:丹波篠山市農業遺産推進協議会「TANBA SASAYAMA KUROMAME 300YEARS」