オーストリア特派員のワイン巡り報告②長いフライト~ウィーン入り
さて、前回は「オーストリア特派員のワイン巡り報告①旅の準備編」という事でお届けしました。
ココからは具体的な旅の中身をお届けします。
5月5日
さて、この日は成田へ前乗りの日。前泊しないと翌日のフライトに間に合わないので、会社と相談して5日から成田に乗り込むことにしました。何が大変って、名古屋から成田空港は遠いんですよねー。とはいえ、成田に早く着いてもやることないので、名古屋でのんびり…じゃなくてパッキングとか準備に追われながら(という事にしておいて)夕方から向かいました。
ゴールデンウィーク中だからか、名古屋駅ホームはスーツケース抱えた方だらけ。海外の方も多くて、ようやく日本にも観光客が戻ってきたことを感じながら新幹線に乗り込みました。
■名古屋駅(18:36発のぞみ42号)
→■品川駅(20:08着→乗り換え:JR上野東京ライン快速 成田行20:32発)
→■成田駅(22:07着)
3時間30分かけてようやく成田に着いた時は、すでに真っ暗。駅から近いホテルを予約しておいて本当に良かった。という事で宿泊したのはホテルウェルコ成田。まぁここは普通のビジネスホテルでした。
着いて早々お腹が空いていたので、付近で遅くまで開いている磯丸水産へ。日本を出る前の晩餐はやっぱり「お刺身でしょ」ってことで、ひとり飲みの夜は更けるのでした。
5月6日
実は、前日夜から強風吹き荒れていた成田駅周辺。この日の朝も台風並みの風圧で、スーツケースごと体が飛ばされそうな勢い。「え?成田って風の街なの?」と疑念を抱いたのですがどうやら異例だったらしく。それは後ほどわかるのですが、まずは京成本線の京成成田駅から成田空港駅へ。約10分で到着です。
行きのフライトは、こんな感じ。
10:45 ■成田国際空港 発・スイス航空/LX 161便(14時間25分)
→18:10 ■チューリッヒ空港 着
→20:45 ■チューリッヒ空港 発・オーストリア航空/LX 3558便(1時間20分)
→22:05 ■ウィーン国際空港 着
そしたら早速、出発が45分遅延するというお知らせ(*_*; オヨヨ
「まぁ、あるあるよね」と思いながら、スイス航空のカウンターでスーツケースの預け入れを済ませました。それから、予約しておいたレンタルWi-Fiとバッテリーを受け取り、搭乗口のあるセキュリティエリアへ。ここでする事はただ1つ。そう、免税店が取り扱うお酒や食品を見て回らねば!(仕事魂)
どこのブランドがあるのか?価格は?パッケージは?外国人は何を手に取ってる?など目を皿にしながら見て回りました。いくつかのエリアに分かれて免税店が配置されていますが基本は同じような品ぞろえだったので、自身の搭乗口に近いエリアでお買い物すれば良さそうです。
という事でしっかりリサーチし、搭乗便のスイス航空機体とご対面。Boeing777-300ER。さて、機内はどんな感じかしら?とエコノミーの自席をにたどり着いた瞬間感じたのは、「せまい!」
国際線ってこんなに狭かった?っていうくらい、シートとシートの間に余裕が無くて圧迫感。まぁ仕方ない。4万円くらい払えばアップグレードもできたのですが、さすがに自腹になっちゃうし。ココはグッと我慢して窓際に収まり離陸を待ちました。
待ちました。。
待ちました。。。
あれ?もうみんな乗り込んで搭乗口もしまったのに、一向に動かない。「なんで?」と思っていたら、機長のアナウンスが入りました。
「強風により飛行機が着陸できずにゴーアラウンド(着陸やり直し)したりと、予定通り降りられないので上空で滞留してしまい、我々の出発便も遅れている」
という事でした。昨晩から成田に吹き荒れるあの強風は異常事態だったのか!とここで悟りました。
そんな遅延に見舞われながら、1時間30分ほど遅れてようやく離陸。ここから約半日、狭い席に缶詰です。といいつつ、本来飛行機大好きなので、機内のサービスを楽しみながら写真を撮りまくりました。
14時間25分の窮屈なフライトを終え、スイスのチューリッヒ空港到着。本当は空港内を色々探検したかったけれど、何せ到着遅延で猶予が少ない。案の定、乗り継ぎ便のゲートは空港の一番端っこ(めちゃ歩いた)だったので、探索を諦めて大人しくしてました。
夕陽の射すチューリッヒ空港から定刻通りに搭乗し、いざウィーンへ向けて離陸です。
という事で、1時間20分の短距離フライトを終え、とうとうオーストリアのウィーン国際空港に見参しました!
とりあえず無事にオーストリアに着いた~、と安堵するのはまだ早い。ここからホテルまでの自力移動が待ってる。気合を入れなおし、スーツケースを受け取り、空港からウィーン市内へ直通の特急電車(CAT)に乗りウィーン中央駅へ。
事前に「ウィーンは女性が夜歩けるくらい治安の良い街」と聞いていたので、真夜中の駅周辺に少し警戒しつつも「確かにパリよりは落ち着いてる」雰囲気を感じました。
中央駅の建物から外へ出て、街中を走る市電に乗り換えて5駅ほどで下車。大通りを3分歩いて、今回の拠点となる「Hotel Daniel Vienna ホテル ダニエル ヴィエナ」に到着しました。0時前に何とかチェックイン達成!
はぁ~、長かった。
14時間30分+1時間20分=15時間50分のフライトの後、自力で市内移動+スーツケース付きはさすがに体がきつかったです( ;∀;)ヨクガンバッタ
さぁ!明日からはワイナリー訪問が始まります!
とりあえず、おやすみなさいzzZ