自然派ワインを楽しむコツ
こんにちハウディ!
実は筆者、人一倍食べるのが遅いんです。(いきなりのカミングアウト)
小学生の頃は給食を時間内に食べきれなくて、放課の時間まで食べ続けていました…。
(あ、「放課」って名古屋弁らしいですね。)
そんなわけで。
早食い代表格のラーメンを食べる時はもう必死です!
だって、私のペースで食べたら麺が倍ぐらいに太くなる。。。
生ビールも飲むけど、実はちょっぴり苦手。
だって、時間が経つと泡が消えてぬるくなって匂いも甘くなって、美味しくない。
でもそんなに早く飲みきれない。
美味しいうちに食べきれない、飲みきれないって損だなぁって思います。
食事にはゆったり時間をかけたい。
それで先日ふと、合点がいきました。
筆者自身、自然派ワインが好きなのは、この slow pace と関係があったのだ!と。
それは「自然派ワインを楽しむコツ」が「時間をかけること」にあるからなのです。
自然派ワインの魅力
・注いだグラスの中で、時間を追うごとに香り・味わいの変化がわかる
・翌日・翌々日・1週間・1カ月後(!)に美味しさが際立っている事がよくある。
・おくゆかしいため、なかなか最初から本当の持ち味が顔を出さないことも多い。
(一般的なワインが欧米的なら、自然派は日本的といったところ)
楽しむコツ
・変化を楽しむために、ゆったり時間をかけて飲む。
・喉ごしじゃなく、ぜひ舌の上を流れるように。
・沢山じゃなくて程良い量を贅沢に。
↑言うなれば、優雅に楽しむ感じですね。
開栓した途端にがぶがぶ飲んでも、もちろんいいんですよ。
でも、その持ち味を味わうには早すぎて、開く前に飲みきっちゃってしまうことも多いんです。
(ワインが開く=ワインが空気に触れることによって香り・味わいが引き出されること)
毎週末にハウディで試飲をやっていると、本当によくわかります。
たとえば、開栓初日は樽の香りがつんつんして、果実香が全く出てこない。
「いやいや、こんなものじゃないはず。」
そんな時は、グラスに注いでおいて時間をおくか、デキャンタージュ。
すると、徐々に果実の香りが顔を出して、ワインの味わいにもまろやかさが出てきます。
もしくは翌日まで置いちゃいます。
(あ、保管は冷蔵庫でOK。)
2日目以降に香り・味が見事に変化して美味しくなることがザラなんです。
1週間後に味をみて、美味しいかった時は感動ものです!
良いこと教えましょうか?(←コラコラエラソウニ!)
お好きなワインを3本開けておくんです。
(1日ずつ開栓日をずらすと理想的)
もし、1日に3杯飲むなら、その別々のワインを1杯ずつ。
そうすると、2日目・3日目と味わいが変わるのがよ~くわかります。
しかも、1杯ごとに違う味わいを楽しめるから、まるでレストランみたいですよね。
1日で1本飲みきらないといけないと思っている方が多いので、ぜひこの方法を試していただきたいです。
ちなみに、自然派以外の一般的なワインにこの方法はオススメしませんのであしからず。
こうやって考えると、自然派ワインって Slow Food なんですよね。
Slow Food & Slow Life
毎日忙しくしているからこそ、のんびりゆったりする時は自然派ワインを選んでみてはいかがでしょうか。
ではまた~(^^)/~~~