名古屋城バディウォークに「小牧ワイナリー」「愛知淑徳大学」と共同出店しました！

名古屋に店舗を構えて97年以上の経験と実績の自然派ワイン（オーガニック、有機、ビオ）専門店。無農薬や酸化防止剤無添加のものまで800アイテム以上の品揃え。
業界歴30年以上のソムリエやスペシャリストが海外視察も経て厳選する「飲み疲れしない自然派ワイン」を貴方の生活に取り入れてみませんか？

愛知県は現在ワイナリーが3社あります。
1番目にできたのが豊田の「アズッカ　エ　アズッコ」さん。
2番目が小牧の「小牧ワイナリー」さん。
3番目は常滑の「常滑ワイナリー」さんです。

その2番目にできた「小牧ワイナリー」さんは、AJU自立の家という社会福祉法人が運営。
施設の企画から運営に至るまで、障害者自身が中心になり進めるという特徴があるそうです。
そして、日本で初めて障害者がぶどう栽培から醸造まで全てを一貫して手掛けるワイナリーでもあります。

今回、ひょんなご縁から名古屋城バディウォーク主催の水野さんからお話を頂きました。

「小牧ワイナリー」さんのワインを「愛知淑徳大学」の林先生＆ゼミの学生皆さんと
共に販売応援してもらえないか？

というのも、後日に多治見修道院での「ワインフェスタ」を控え、
販売に人出を出せないということだったのです。

お酒をイベントなどで販売するには、専用の免許がいります。
私は昨年から「バディウォーク」を知り、その趣旨に賛同していたので
「うちで良ければ」と快諾させていただきました。

１０／２７（日）名古屋城バディーウォーク当日。

晴天・２４度！
イベントにはうってつけの良いお天気に恵まれました。

朝8：15名古屋城入り。
二の丸広場で出店テント設営。

9：00頃には、林先生率いる淑徳大学の学生ボランティアさんが合流。

一緒にテント設営や商品陳列などを敢行。
総勢２０名ほどのみなさんは、若くてぴかぴかしていて、こちらが圧倒されました（笑）

10：00～イベントスタート。
特設ステージでは、ダウン症の方々のオンステージ！
名古屋城武将隊の「前田慶次」もステージだけでなく会場内を回って
みんなに気さくに声をかけてくれていました。

おっとと、肝心の自分達は、「小牧ワイナリー」さんのワインを
熱烈に声かけ販売しました！

事前に学生の代表さん達とワイナリー訪問をしていたので、
説明にも熱がこもります。

丁寧に説明をすることでボトル販売につなげてみたり、
外国の方を積極的に呼び込んでみたり、
パンフレット配布から会場内での呼び込みも含め、
学生さん一人一人が最後まであきらめることなく頑張られていた姿が印象的でした。

実のところ、せっかくの時間だから「小牧ワイン」の出店を通して
「学生さんたちに何を伝えられるのか」を２週間くらい前から考え始めていました。

お声かけの仕方、売り場の見せ方、販促物、
金銭管理、チームワーク、人の流れ（動線確保）、など
小売のプロとしてどう立ち回ろうかなぁ、と。

結果から行くと、彼らに半分任せる事にしました。
でも、本当に素晴らしかった。
ボランティアと思えないくらい、ひたむきに取り組んでくれていました。

お陰さまで、目標には届かなかったものの多数販売ができ、
小牧ワイナリーさんの存在やワインを知ってもらうことができたと思っています。

後日、ワイナリーのＨさんからもお礼のメールを頂戴しました。

小牧ワイナリーのＨです。
この度は、バディウォークでの販売のご協力、本当にありがとうございました。
大変素敵に販売レイアウトもされていて、価格POPまで作成頂き、
普段のお仕事のある中で多大なご支援を頂きまして、心より御礼申し上げます。

また学生の皆さんも、例年もそうですが、一生懸命私共のためにお手伝い頂いたこと、
大変嬉しく思っております。写真の様子から、雰囲気がとても伝わってきます。
障害のある人たちの現状を、何とかワイン造りを通して変えていきたい、という私たちの目的を
ご理解頂き、バディウォークという啓発イベントにおいて、多くのお客様にお伝え頂いたことに、
感謝の気持ちでいっぱいです。
（一部抜粋）

障害の有る無しに係わらず、そこにいるみんながただ純粋に楽しめる事。
それを実現するイベントの一つが「名古屋城バディウォーク」なのですよね。

共に楽しみながらそっと支えあう。
それがもっともっと当たり前になる世の中が来るように、
引き続き応援できたらいいな、と思っています。

さて、小牧ワイナリーさんのワインは、一般小売りはほとんどされていません。
ご興味のある方は、直接ワイナリーへ行かれるのをお薦めします。
レストラン併設で、ランチがとっても美味しいんですよ♪

ということで、酒屋として、ハウディとして、
ワインを通してこの素晴らしいイベントに参加できたことがとても嬉しかったです。
今回ご縁を頂いた皆様、そしてワインをご購入下さった皆様に心から御礼申し上げます。