ブルゴーニュ通ならアリゴテも外せない!カキに合う白ワイン
アリゴテというブドウ品種をご存じでしょうか?
栽培の歴史は古いのですが、ブルゴーニュではシャルドネの陰に隠れた白ブドウ。
ちなみに、ブルゴーニュ内のブドウ栽培面積ランキングはこんな感じ。
1位:シャルドネ(白)48%
2位:ピノ・ノワール(赤)34%
3位:ガメイ(赤)10%
4位:アリゴテ(白)6%
5位:その他 2%
この通り、アリゴテは圧倒的にレアな存在。
それもそのはず、主要なシャルドネやピノノワールには適さないけど、土壌としてブドウ栽培は可能な場所に植えられてきたんです。
脇役は脇でひっそり…そんなアリゴテが近年ジンワリ人気になっているらしい。
というのも、悪天候や流通コスト、市場の需要と供給バランスによって値上がりする一方のブルゴーニュ産シャルドネに対し、銘醸地で生産されながらも価格は比較的手ごろでライトなお食事にも合わせやすいアリゴテ。
さらには、アリゴテ種のクオリティ向上に力を注ぐ生産者も増えており
「これはどうやら隠れた銘ワインだ」
と目を向ける人が増えてきているのです。
現在では、
ソーヌ・エ・ロワール県、
コート・ドール県、
ヨンヌ県
で栽培されていてアペラシオンとして認定されています。
そんな中で最も有名なのが、コートシャロネーズの村名アペラシオン「ブーズロン」。
初めて飲んだ時に「おぉ!」と目を見開くほどの美味しさで、余談ですが、その時から個人的にシャルドネよりも好きな品種。
で、ブーズロンまでいかずとも十二分に個性を楽しめるのが「ロラン・ペール・エ・フィス/ブルゴーニュ・アリゴテ」なのです。
カキ(貝の方)やエスカルゴにも合うし、ハーブたっぷりのサラダとかにもGOOD。
時には王道のシャルドネから脇道にそれて、アリゴテの風格を楽しんでみてはいかが?
今回の情報が、ワインライフの参考になれば幸いです。
では今日も新たな冒険してみましょう(^^)/☆
ブルゴーニュでじわじわ存在感を増すアリゴテ種に注目!
白●ロラン・ペール・エ・フィス/ブルゴーニュ・アリゴテ